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「銀行に断られた」あなたへ。離婚時に住宅ローンの連帯保証人・連帯債務者から外れるための3つの手順

  • 2016年11月13日

「離婚することになったので、夫名義の住宅ローンの連帯保証人から外れたい。銀行に電話したら『完済しない限り無理です』と言われてしまった…。私はもう住まないのに、数千万円の借金を背負い続けなければならないのでしょうか?」

今回は、このように理不尽な状況に追い詰められていた、千葉県のA様(30代女性)の事例をもとに、連帯保証人から確実に抜けるための方法を解説します。

離婚をする際、財産分与や親権の話し合いは進んでも、最後まで残るのが「住宅ローンの連帯保証人(または連帯債務者)」の問題です。

多くの人が勘違いしていますが、離婚届を出しても、連帯保証人の責任は消えません。 銀行にとっては、あなたが離婚しようがしまいが関係ないのです。

もしそのまま放置すると、元配偶者がローンを滞納した瞬間、離婚して別居しているあなたに「残債の一括請求」が届くことになります。

「そんなの納得できない!」 そう思われるのは当然です。 今回は、銀行に断られても諦める必要はない理由と、A様が実際に連帯保証人から外れることができた「具体的な解決策」を公開します。

1. なぜ銀行は「連帯保証人の解除」を拒否するのか?

A様が銀行に相談した際、「離婚は個人的な事情ですので、契約の変更はできません」と断られました。これは銀行の意地悪ではなく、「契約の鉄則」なのです。

銀行は、「夫と妻、二人の信用力」を審査した上で数千万円のお金を貸しています。 そこから一人(妻)が抜けるということは、銀行にとって「担保が減る(リスクが高まる)」ことを意味します。

銀行側にメリットが一つもないため、単にお願いするだけでは、99%の確率で断られてしまうのです。

2. 放置は危険!「住んでいなくても」あなたを襲う3つのリスク

「銀行がダメと言うなら仕方ない。元夫も『俺が払うから』と言っているし…」 そう考えて放置するのが、最も危険な選択です。

①元夫の滞納=あなたのブラックリスト入り

連帯保証人は、主債務者(元夫)と全く同じ責任を負います。 元夫が支払いを延滞すれば、その情報はあなたの信用情報(CIC)にも「延滞」として記録されます。あなたが真面目に生活していても、クレジットカードすら作れなくなる恐れがあります。

②将来、自分名義でローンが組めなくなる

あなたが将来、再婚して家を買おうとしたり、車のローンを組もうとしたりした時、この「見えない借金」が足かせになり、審査に落ちる原因になります。

③再婚や相続でトラブルが再燃する

元夫が再婚してその家で新生活を始めても、万が一の時に借金を背負うのは「元妻のあなた」です。感情的にも納得できるものではありません。

3. 【解決策】連帯保証人から外れるための3つのルート

では、どうすればいいのでしょうか? 今の銀行にお願いするのではなく、**「物理的に契約を終わらせる」**必要があります。

ルート1:夫単独名義での「借り換え」(推奨)

これが最も円満で確実な方法です。 夫が「別の銀行」で新たに住宅ローンを単独名義で組み直し、そのお金で今のローンを全額返済します。 元のローンが完済されれば、それに紐付く連帯保証契約も消滅します。 今の銀行の承諾は不要です。

ルート2:家を売却して「完済」する

夫も住み続ける意志がないなら、売却してローンを返し切るのが一番きれいです。 ただし、売却額がローン残高を下回る「オーバーローン」の場合は、差額を現金で用意する必要があります。

ルート3:代わりの連帯保証人を立てる(難易度高)

夫の親などを「代わりの連帯保証人」として差し出す方法です。 しかし、高齢の親などは審査に通らないことが多く、銀行も簡単には認めてくれません。

4. 【成功事例】A様が「借り換え」で責任ゼロになった流れ

A様の場合、夫は「この家に住み続けたい」と希望していました。 そこで私たちは、「ルート1:借り換え」を選択しました。

しかし、夫の年収だけでは審査がギリギリでした。 そこで、当社のノウハウを駆使し、以下の対策を行いました。

  1. 審査基準の柔軟な「地方銀行」を選定
    • メガバンクでは断られましたが、個別の事情を考慮してくれる地銀へ打診しました。
  2. 夫の「他の借金(マイカーローン)」を完済
    • 夫に車を売却してもらい、月々の返済負担を軽くして審査に通りやすくしました。

【結果】 見事に夫単独名義での借り換え審査が承認されました! 元の銀行のローンは全額返済され、A様の連帯保証契約は抹消。 「これでやっと、本当の意味で他人になれました」と、A様は安堵の涙を流されました。

5. まとめ:離婚届を出す前に「借金の縁」も切っておこう

離婚は「夫婦の縁」を切る手続きですが、「借金の縁(連帯保証)」までは切ってくれません。 これを切るには、不動産と金融のプロによる手続きが必要です。

  • 銀行に「外せない」と言われた
  • 元夫が手続きに協力してくれない
  • 自分のケースで外れられるか知りたい

そんな方は、離婚届を出す前にご相談ください。 連帯保証人という重荷を下ろし、晴れやかな気持ちで新生活をスタートさせるお手伝いをします。

【重要:銀行に行く前の注意点】

多くの銀行は、離婚に伴う単なる「名義変更」や「借り換え」を嫌がります。 スムーズに審査を通すコツは、「夫から妻へ、正式に家を売却する(元夫婦間売買)」という形をとることです。 これには不動産会社が作成する「重要事項説明書」「売買契約書」が必須です。銀行に行って断られる前に、まずは私たちにご相談ください。

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