もくじ
今回は、都内にお住まいのM様(38歳・会社員)の事例をご紹介します。 M様は、結婚10年目にして夫の不倫が発覚。しかも相手は夫の部下で、妊娠までしているという最悪の状況でした。
開き直った夫は、M様にこう言い放ちました。 「彼女と一緒になりたいから離婚してくれ。この家は売却して、ローンを返して残った金を折半しよう」
M様は怒りで震えました。 「自分勝手に家庭を壊しておいて、私と子供たちから家まで奪う気? ふざけないで!」
M様の希望は明確でした。 「離婚はしてやる。でも、この家は私と子供がもらう。住宅ローンの名義も私に変えて、あんたとは縁を切る」
しかし、夫は「そんな金はない」「家をよこせなんて強欲だ」と抵抗。 話し合いは平行線でしたが、M様は私たちのアドバイス通り「あるカード」を切ることで形勢を逆転させ、見事、慰謝料代わりに「自宅の権利」と「解決金」を勝ち取りました。
今回は、不倫という裏切り行為をした「有責配偶者」から、賢く、強かに家を奪還するための交渉戦略を解説します。
「許せない!」と叫ぶだけでは、家は手に入りません。 相手は「有責配偶者(離婚の原因を作った側)」です。法律的には圧倒的にあなたが有利な立場にあります。この優位性を最大限に利用して、条件闘争に持ち込むのがプロのやり方です。
日本の法律では、不倫をした側(有責配偶者)からの離婚請求は、原則として認められません。 つまり、あなたが「私は離婚しません」と言い続ける限り、夫は新しい彼女と再婚することもできず、法的に膠着状態に陥ります。
これが最大の交渉カードです。 「離婚してほしければ、家を置いていけ」 この交換条件を突きつけることで、夫は「早期の離婚」を手に入れるために、渋々ながらも家の譲渡に応じざるを得なくなります。
「慰謝料300万円」を現金でもらっても、新しい生活を始めればすぐに消えてしまいます。 それよりも、「慰謝料はいらないから、その分、家の財産分与で私に有利にして」と交渉する方が、長期的には得をするケースが多いです。
例えば、家をあなたの名義に変更する際の「登記費用」や、住宅ローン借り換えの「諸費用」を、夫に慰謝料として負担させるのです。
裁判所は「子供の福祉」を最優先します。 「子供の学校を変えたくない」「今の環境を変えるのは子供に悪影響だ」という主張は、財産分与の話し合いにおいて非常に強力な説得材料になります。 夫が「家を売る」と主張しても、「子供の住居を奪う父親」というレッテルは、調停や裁判で夫にとって極めて不利に働きます。
権利の話ができても、現実問題として「住宅ローン」が残っていれば名義変更は簡単ではありません。M様が直面した壁と、その突破口をご紹介します。
これが最も理想的です。 夫の名義のローンを完済し、あなた名義で新たにローンを組みます。 この際、M様のように「借り換えにかかる諸費用(100万〜200万円)」を夫に負担させるのがポイントです。
通常、借金の方が多い家は財産分与の対象外ですが、これを逆手に取ります。 「借金(ローン)ごと私が引き受けるから、その代わり養育費を一括で払って(または上乗せして)」という交渉が可能です。 夫としては「借金から解放される」というメリットがあるため、交渉がまとまりやすくなります。 ※ただし、銀行の承諾が必要です。専門家にご相談ください。
不倫夫との約束ほど、信用できないものはありません。 「ローンは俺が払い続けるから、君たちは住んでいいよ」という甘い言葉を信じてはいけません。夫が再婚相手との生活にお金が必要になれば、平気で滞納し、家は競売にかけられます。
交渉がまとまったら、必ず**「離婚給付契約公正証書」**を作成してください。
これらを公文書に残すことで、夫が逃げた瞬間に給料を差し押さえるなどの強制執行が可能になります。 ここまでやって初めて、「完全奪還」と言えるのです。
不倫された悲しみは、一生消えないかもしれません。 しかし、これからの生活、そしてお子様の未来を守ってくれるのは、夫の謝罪の言葉ではなく「雨風をしのげる家」という確かな資産です。
M様は現在、元夫の名義が完全に外れたご自宅で、お子様と平穏に暮らしています。 「あの時、感情に任せて家を出て行かなくて本当によかった」 そう笑顔で語ってくださいました。
「夫に家を渡したくない」 「慰謝料代わりに家をもらいたいが、ローンが心配」
そうお考えの方は、まずは私たちの無料診断をご利用ください。 あなたが持つ「法的優位性」を最大限に活かし、家を勝ち取るための戦略を一緒に練りましょう。
多くの銀行は、離婚に伴う単なる「名義変更」や「借り換え」を嫌がります。 スムーズに審査を通すコツは、「夫から妻へ、正式に家を売却する(元夫婦間売買)」という形をとることです。 これには不動産会社が作成する「重要事項説明書」「売買契約書」が必須です。銀行に行って断られる前に、まずは私たちにご相談ください。
「私の年収でも名義変更できる?」「元夫とあまり話したくない」など、複雑な事情も安心してお話しください。経験豊富な専門スタッフが、あなたに最適な解決策をご提案します。お問い合わせによりご相談をいただいてもセールスはいたしておりません。
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