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「名義を変えないまま放置」は危険。離婚後3年で訪れた“一括請求危機”

離婚によりご自宅の名義やローンにかかる実例を相談者視点かつストーリー的に書いてみようの第三弾です。

「元夫がローンを払い続けるって言ったから、名義はそのままでいいと思っていました。」

離婚後、多くの人が陥る“名義放置”(そんな呼び方ありません、勝手な造語です)。
しかし、元配偶者の人生・お金の習慣・信用状態はコントロールできません。

今回は、浪費癖の元夫に家を任せてしまったことで、 一括請求寸前の危機 に追い込まれたシングルマザーが、名義整理と家の買い取りで状況を立て直した実話をベースにしました。

離婚時に「名義はそのまま」で合意した理由

元夫の「ローンは払う」という約束
関わりたくない気持ちが判断を鈍らせた

「ローンは俺が払うから。家はそのままでいいだろ。」
離婚が成立した日の帰り道、元夫からそう言われ、主人公の美沙さん(42)は深く考えないまま頷いてしまいました。

元夫は浪費癖はあるものの、大きな滞納歴もなく、年収も自分より高い。
子どもの学校区も変えたくなかったため、家を動かさずに済むのはむしろ都合が良かったのです。

しかしこの判断が、3年後に大きな代償となります。

3年後に届いた“督促状”

浪費癖の再発
延滞3ヶ月で一括請求寸前の危険

■3年後に届いた、何かの間違いでは?と思いたい封筒

ポストに入っていた一通の督促状。
見慣れない金融機関の名前と、「返済遅延」「滞納3ヶ月」「期限の利益喪失」という文字。

急いで元夫に連絡すると、気まずそうにこう答えました。

「悪い…ちょっと金が回らなくて。来月には払うから。」

しかし、それは口約束。
蓋を開ければ、元夫の浪費癖が完全に再発し、
延滞はすでに3ヶ月連続。

このままなら、
“一括請求”=1700万円近い残債が一度に請求される**
という危険な段階に入っていました。

美沙さんは名義人ではないため、銀行から直接情報を得ることもできません。
ただ、家が失われる不安だけが、じわじわと襲ってきました。

元夫に頼れない現実

「お金がない」の一点張り
名義人でない彼女には情報も権限もない

■元夫は頼れない。「家がどうなっても仕方ない」と言われた

事態を理解しても、元夫は変わりませんでした。

「俺だって金がないんだ。売るなら売れば?」
「名義は俺だけど、住んでるのはお前だろ」

責任と感情が入り混じる言葉の数々。
このままでは家が競売にかかる未来しか想像できませんでした。

美沙さんはそこで初めて、
“名義放置は、巨大なリスクだった”
と痛感します。

選んだ道??自分が家を買い取る

年収300万円でも審査に通す「設計」
名義変更とローン組み換えの流れ

■自分が家を買い取るしかない!でも、できるのかな・・・。

「このまま競売になるくらいなら、私が買い取るしかない。」

年収300万円の会社員。
銀行の審査が簡単ではないこともわかっていましたが、他に方法はありません。

専門家に相談した結果、まず行ったのは、
“審査に通るために必要なことの確認、通るプランをイチから組み立てる”こと。

* 収入から現実的な審査承認の可能性の確認
* 担保価値が出る銀行を選定
* 延滞分をどう処理するかの交渉
* 元夫の協力を引き出すための段取り など

必要書類を揃え、
元夫にも「名義から外れるメリット」を専門家から丁寧に説明することで、
どうにかサインをもらうことに成功。

最終的に、金融機関の審査を通過し、
家を買い取り、美沙さんの単独名義、ローンの組み換えを実行できました。

一括請求を回避し、家を守れた理由

■一括請求寸前からの“生還”

もしあと1~2ヶ月遅れていたら、
家は差し押さえられ、いずれ競売となり、家族の生活は一変していたでしょう。

このような事態となる以前に、元夫は銀行から売却処分することでの事態の解決を図ることについて話をされていたようです。ただ、売ってもローンが残ることについて、不安もあり、時間の経過とともに状況が悪、どうしようもなくなってしまったことを後に言われました。

今回、売買により名義変更+ローンの再構築という組み合わせにより、最短のルートだったことで、家を守り抜くことができました。

美沙さんはこう振り返ります。

「離婚したあとも、元夫名義のまま…これがこんなに危険だなんて思ってもみませんでした。もっと早く動いていれば良かった。でも、間に合って本当に良かったです。」

まとめ

離婚後、“名義はそのまま”で放置してしまうケースは少なくありません。
しかし

* 元配偶者が浪費癖
* 延滞の可能性がある
* 収入が不安定
* 関係が悪化して話ができない

こうした状況では、
名義放置は一気に「一括請求」「差し押さえ」のリスクに転がります。

元配偶者の借金をはじめ、お金にかかるトラブルが離婚の原因というケースは少なくありません。

本人だけの問題であれば良いですが、家族がいる、ローンの返済が残った家を所有しているという場合、離婚後も大変な迷惑を被るということは珍しくありません。

少しでも不安があるなら、早めの対処が何よりも安全です。

元配偶者名義の家をどうするか悩んでいる方は、まずご相談ください。
状況に応じた“間に合う方法”をご提案します。

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