もくじ
「夫から家を買い取りたいけど、私には車のローンが100万円残っている」 「銀行でシミュレーションしたら、『他の借り入れがあるため減額です』と言われた」
住宅ローンの審査において、マイカーローンやカードローン、スマホの分割払いなどの「既存の借金」は、大きなマイナス要因になります。
銀行は「返済比率(年収に占める年間返済額の割合)」を重視します。 車のローンで月に3万円払っていると、その分、住宅ローンに回せるお金が減ったとみなされ、借りられる金額が数百万〜1,000万円単位で減ってしまうのです。
「じゃあ、車を売るしかないの?」 「借金を全額返すまで、家は買えないの?」
それが可能であれば問題はありませんが、 「借金を消す(完済する)」以外にも、審査を通す方法はあります。
車のローンを消せないなら、「年収(分母)」を増やせばいいのです。
あなた一人の年収では、車ローン+住宅ローンで返済比率がオーバーしていても、ご両親(年金受給者も可)と収入を合算すれば、余裕が生まれます。 「親子リレーローン」を使えば、車のローンを残したままでも、希望額の住宅ローン審査に通る可能性が劇的に高まります。
もし、ご実家から一時的にお金を借りられるアテがあるなら、銀行に対して「住宅ローンの融資実行までに、車のローンを完済します」という条件で審査を申し込みます。
これにより、銀行は「車ローンはないもの」として審査をしてくれます。 先に完済する必要はありません。「審査に通ったら完済する」という約束(条件)をつけて審査します。
【状況】
【問題点】 S様単独では、車ローンの負担が重く、希望する2,500万円の融資は「減額回答(1,800万円まで)」でした。
【解決策:専門店による資金計画の修正】 S様からご相談を受けた私たちは、単独での無理な借り入れを避け、同居予定のお母様(66歳)に協力を仰ぎました。
【結果】 「合算なら問題なし」として、車ローンを完済せずに満額承認。 S様は愛車を手放すことなく、住み慣れた家も守ることができました。
※高齢の親にローンは背負わせられないと思われた方、是非、以下のブログを参考にしてください。
【親子リレーは親への負担(迷惑)無し】「私が死んだら親が払うの?」は間違いです。離婚後に親の力を借りて家を残す賢い方法
リボ払いやキャッシングがある場合も同様です。 銀行によって「カードローンの計算方法」は異なります。A銀行ではダメでも、B銀行なら通るということもよくあります。
「私の借金で、家なんて買えるわけがない」 そう落ち込む前に、まずは私たちにご相談ください。 すべての数字を机の上に並べて、一番良い解決策を一緒に計算しましょう。
多くの銀行は、離婚に伴う単なる「名義変更」や「借り換え」を嫌がります。 スムーズに審査を通すコツは、「夫から妻へ、正式に家を売却する(元夫婦間売買)」という形をとることです。 これには不動産会社が作成する「重要事項説明書」「売買契約書」が必須です。銀行に行って断られる前に、まずは私たちにご相談ください。
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