「相手と会わなきゃ進まないんですか?」
この質問、何度も聞きます。
そして、聞いた本人が一番つらそうなんです。
“会いたくない理由”が、ちゃんとあるから。
今日は、その「会いたくない」を、置き去りにしない話です。
もくじ
未来の私へ。
もしこの手紙を読んでいるなら、たぶん私はもう、あの家で落ち着いて眠れている。
鍵を握りしめて、玄関の音に怯える夜は終わったんだと思う。ねえ、覚えてる?
「名義変更をしたいだけ」なのに、どうしてあんなに怖かったのか。
書類の話なのに、どうして心臓が痛かったのか。会いたくなかった。
連絡を取るだけで、呼吸が浅くなる相手がいた。でもね。
ある日、誰かが言ったの。
「会う前提で考えるから、詰むんですよ」って。その言葉が、私の世界を変えた。
今日はその話を書いておくね。
また同じように苦しむ人が、少しでも楽になりますように。
私が最初に相談した銀行では、こう言われた。
「ご主人と一緒にご来店ください」
「お二人の同意が必要です」
その瞬間、思った。
“終わった”って。
だって会えない。会いたくない。
会ったら、どうなるか分からない。
(本当は“会いたくない”なんて可愛い言葉じゃなくて、“怖い”に近かった。)
私は「じゃあ家は諦めます」と言いかけた。
でも、口にする直前で止まった。
子どもの机がある。
壁に残った身長の印がある。
あの家は、私が守りたかった“生活”そのものだった。
専門店の担当者は、落ち着いた声で言った。
「まず、奥様が相手方と直接やり取りしなくていいように、窓口を私たちに切り替えましょう」
私は聞き返した。
「そんなこと、できるんですか?」
担当者は、淡々と頷いた。
「できます。
そして、離婚の家問題は“窓口の設計”で事故が減ります。
当事者同士が話すと、感情が動きます。
感情が動くと、手続きが止まります」
その通りだった。
私は“手続き”で困っていると思っていた。
でも本当は、“感情が暴れる状況”で困っていた。
相手に何かをお願いする時、私たちはつい“説得”しようとする。
正しさを並べて、理解してもらおうとする。
でも離婚の相手に、それは効かないことがある。
相手の中に、もう別の物語が出来上がっているから。
専門店は、説得ではなく、取引の言葉を使った。
いくらで
いつ
何を
どの順番で
どう清算するか
相手が“感情で殴ってくる”なら、
こちらは“数字で受け止める”。
それが、壊れないためのやり方だった。
ここで一度、物語の裏側を“取材メモ”として置いておきます。
同じ状況の方が、読み終えたあとに「次に何をすればいいか」が分かるように。
連絡窓口を当センターに切り替える通知
相手の暴言・感情を受け止めず、事務的に進行
当事者の心理負担を下げ、事故率を下げる
価格の根拠(査定)
清算(解決金)の条件
融資→完済→登記を同日完了する工程表
持ち回り契約(別場所で署名)
時間差決済(午前と午後で分ける等)
司法書士・金融機関との事前調整
※案件により可否は変わるため、個別設計が必要
手続きが進み始めて、私が一番驚いたのは、
“家の問題”が進んだことではなく、
自分の呼吸が戻ってきたことだった。
着信音に怯えない。
返信文を考えて眠れない夜が減る。
子どもの話を、ちゃんと聞けるようになる。
手続きは人生に影響する。
だから、人生を守る手続きであってほしい。
そう思った。
「相手に会わないと無理」
そう言われて、諦めてしまう人がいます。
でも現実には、
“会う前提”で組み立てているから止まっている
というケースが少なくありません。
離婚の名義変更は、
窓口
工程
書面
この三つを整えると、動き出すことがあります。
そしてそれを、実務としてやり切るのが専門店の仕事です。
多くの銀行は、離婚に伴う単なる「名義変更」や「借り換え」を嫌がります。 スムーズに審査を通すコツは、「夫から妻へ、正式に家を売却する(元夫婦間売買)」という形をとることです。
これには不動産会社が作成する「重要事項説明書」「売買契約書」が必須です。銀行に行って断られる前に、まずは私たちにご相談ください。
相手に会いたくない。
怖い。話すと揉める。
その感覚は、甘えではありません。自分を守るサインです。
そして、離婚の家問題は、
「会う前提」をやめた瞬間に、選択肢が増えることがあります。
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