今回は、「銀行で“難しい”と言われた」「他社で“売るしかない”と言われた」あとに、もう一度相談し直して、ちゃんと前に進めた、千葉県のR様(40代女性)のケースを入口にお話しします。
R様が言っていた言葉が印象的でした。
「最初の相談では、何が分からないのかすら分からなかったんです。聞かれても答えられなくて、結局“無理ですね”で終わってしまって…」
これ、すごくよく分かります。
離婚の名義変更って、普通に暮らしていたら触れない言葉だらけです。
名義、持分、残債、抵当権、連帯債務…聞いた瞬間に頭が真っ白になります。
だからこそ、2回目の相談で逆転する人には共通点があります。
それは、根性や交渉力ではなく、必要な情報が整理されているという一点です。
もくじ
先に結論です。
離婚の名義変更で“逆転”しやすくなるのは、分厚い書類を抱えてくる人ではありません。
名義は誰か(共有か単独か)
ローンは誰が、どういう形で組んでいるか
残債はいくらか
家の価値はどれくらいか(目安でOK)
相手は協力しそうか(会える?連絡できる?)
この「芯」が揃っている人ほど、最短で解決に近づきます。
逆に言うと、ここが曖昧なまま銀行へ行ったり、相手と交渉を始めたりすると、
前提がズレたまま話が進み、あとで取り返しがつきにくくなります。
離婚の名義変更は、登記だけの話ではありません。
多くのケースで、同時にこういうことをやる必要があります。
融資(新しい借入)
既存ローン完済
抵当権抹消
名義移転登記
解決金(清算)の授受
書面化(公正証書等)
つまり、「どこをどう動かすか」=案件設計が命です。
準備ができると、相談先(専門店)は設計ができます。
準備がないと、設計ができないので、結論は「難しいですね」になりやすい。
ただそれだけの話です。
ここからが本題です。
離婚の名義変更の相談で、最低限これだけ押さえれば、話が一気に進みやすくなります。
夫単独名義
妻単独名義
共有名義(持分 1/2 など)
土地と建物で名義が違う(親名義の土地など)
分からなければ:「登記簿謄本(全部事項証明書)」が最短です。
(法務局・オンライン請求で取得できます)
夫単独ローン
妻単独ローン
連帯債務(収入合算)
ペアローン
連帯保証人がいる(元夫が保証人のまま等)
ここが分からないと、どんな出口(元夫婦間売買・持分買取等)も決められません。
ローン契約書がなくても、返済予定表・金銭消費貸借契約書の有無で判断できます。
残債(おおよそ)
月々返済額
ボーナス返済の有無
完済予定年
ここが分かると、返済負担率の当たりがつきます。
購入価格ではなく、今いくらで売れそうかが重要です。
正確な査定は専門家に任せてOKですが、相談時点では
近隣の成約事例
ポータルの近似物件
簡易査定
などで目安があるだけでも十分です。
逆転が起きるのは、ここで「残債>価値」なのか「価値>残債」なのかが分かれた瞬間です。
誰が住み続けたいのか
いつまでに解決したいのか(期限)
住み続ける理由(学区・親の介護・仕事など)
期限がないと、話はズルズルします。
離婚不動産は「期限」がある方が、まとまりやすいです。
連絡は取れるか
会えるか(会いたくないならその前提で)
書類の協力は期待できるか
感情的に揉めやすいか
ここが厳しいなら、最初から第三者が窓口に立つ設計が必要です。
協議中
調停中(次回期日、争点)
離婚成立済み(いつ)
調停中なら、条項の文言が超重要になります。
「成立してから考える」だと、あとで詰みます。
いくら払える/払ってほしい
養育費との関係
退職金など他の財産とのバランス
ここが曖昧でもOKですが、「希望の方向」だけは持っておくと話が速いです。
全部揃っていなくても大丈夫です。持てる範囲でOKです。
登記簿謄本(全部事項証明書)
返済予定表(ローン明細)
固定資産税の納税通知書(評価額の参考)
売買契約書(購入時)
金銭消費貸借契約書(ローン契約)
共有名義なら持分が分かる資料
調停中なら申立書・争点メモ(全部じゃなくてOK)
R様は最初、銀行で「離婚なら難しい」と言われて終わりました。
でも2回目、上のチェックリストを埋めるように情報を整理して来られました。
名義:共有
ローン:連帯債務
残債:おおよそ
価値:相場感
相手:連絡は取れるが揉めやすい
期限:子どもの卒業までに整理したい
この時点で、出口(持分買取+元夫婦間売買)を設計できる状態になります。
だから、話が動き出します。
逆転の正体って、だいたいこういう「整理の差」です。
大丈夫です。
むしろ「完全に揃うまで待つ」ほうが危険です。離婚案件は動きながら状況が変わります。
ただし、何もない状態で銀行や相手に先に話してしまうと、
前提がズレたまま記録や感情だけが積み上がって、修正が難しくなります。
だからおすすめはこれです。
最低限のチェックリストだけ埋める
分からない所は“分からない”とメモする
その状態で専門店に投げる(診断してもらう)
この順番が一番早いです。
多くの銀行は、離婚に伴う単なる「名義変更」や「借り換え」を嫌がります。 スムーズに審査を通すコツは、「夫から妻へ、正式に家を売却する(元夫婦間売買)」という形をとることです。
これには不動産会社が作成する「重要事項説明書」「売買契約書」が必須です。銀行に行って断られる前に、まずは私たちにご相談ください。
「無理と言われた」あとでも、状況が動く人がいます。
その人たちは、特別なことをしていません。
ただ、相談の前に“芯”だけ整理しているんです。
もしあなたが今、
銀行で止まった
他社で断られた
共有名義・ペアローンで動けない
相手と話すと揉める
このどれかに当てはまるなら、まずは無料診断で“出口”を一緒に整理しましょう。
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